「恐竜の尻尾」の間違い
今朝のFSBi 1面「経済妄説事典」(東谷 暁)から。
最近話題のWEB2.0に関連して、必ず出てくるのが「ロングテール」、「恐竜の尻尾」。ネット上の書店アマゾンの売上げの半分以上は、店を持つリアルな書店が店頭に並べていない本であると主張したのは、クリス・アンダーソンの論文「ザ・ロングテール」でした。04年に発表されたこの論文がついに単行本となって刊行されたのですが…
じつは当初、衝撃を与えた「半分以上」との表現はかなり怪しい推測だったようで、本人自身が自分のブログの中で「3分の1」に訂正しました。今回の単行本ではさらに「4分の1」にまで引き下げています。おかげで「ロングテールの法則」の信頼性まで揺らいでいるそうです。とはいえ、デジタル商品の世界でロングテール現象が生じていることは事実。
アマゾンでは膨大な新刊の在庫管理に苦労しましたが、これを解決したのは「厳しいコスト削減であり、トヨタ・カンバン方式を採用したこと」(英経済誌「エコノミスト」)でした。